INFOMATION & GALLERY STOCK

2026/03/20 13:56

朝の光を透かしたような、あるいは静かな湖のほとりを切り取ったような。
この清らかなミントグリーンのタイルを眺めているだけで、
胸の奥にすうっと心地よい風が吹き抜ける気がします。

1937年、パリ万博の景色を纏って生まれた、
アルヴァ・アアルトの「Tea Trolley 900」。

北欧の柔らかなバーチ材が描く、しなやかな曲線。
そこに添えられたラタンのバスケットと、
どこか寓話的な佇まいを見せる大きな白い車輪。

イギリスの紅茶文化への憧憬と、
アアルトが愛した日本の木工技術の静謐さが、
この一台の中で、奇跡のようなバランスで同居しています。

現行のホワイトやブラックにはない、
ヴィンテージのこの子だけが持つ「色の温度」。
それは単なる家具という枠を超えて、
暮らしのリズムを整えてくれる、動く彫刻のようです。

お気に入りの器を並べて、光を遊ばせて。
ただそこにあるだけで、部屋の空気が新しく書き換えられていく。
そんな特別な高揚感を、ぜひ味わっていただきたい一台です。

design : Alvar Aalto

design year : 1937

maker : Artek

material : birch, ceramic tile, rattan
price : sold out